日本国有鉄道広尾線が1987年に廃線になった後も残されている駅舎で帯広市幸福町にある。駅名の縁起の良さから昭和50年頃『愛の国から幸福へ』というキャッチフレーズで有名となるが広尾線廃止とともに駅の歴史も閉じらたが、交通公園として駅舎とホーム、レール上にはディーゼルカーが静態保存されている。駅舎の中も外にも名刺や定期券などがもう貼る隙間もないくらいに貼られプリクラもある。これが旧駅舎だと知らなければ只の古い物置か納屋としか見えない。ホームの入り口には『幸福の鐘』があり『幸福の水』まである、これは手押し式のポンプでそれ自体今では殆どお目にかかれない代物。帯広市では唯一全国にその名を知られる幸福駅は今も観光名所で古い駅名の書かれた案内板の前は格好の記念撮影のスポット。◇帯広市幸福町東1線 TEL:0155-65-4169