右側は太平洋、左側はオホーツク海で冬は流氷が見られ、北海道最古の灯台のある納沙布岬には「本土最東端」で日本最東端という文字はありません。北海道の東には北方四島があり、日本にとっては納沙布岬はあくまで本土の最東端であり、日本の最東端は択捉島ということになるが、陸路で行ける日本の一番東という事には変わりない。最も早く朝日に会える岬として有名な納沙布岬には北方領土の早期返還を祈念して建立されたシンボル四島(しま)のかけ橋、灯火台には沖縄から運ばれた祈りの灯が燃える目の前に歯舞群島の貝殻島や水晶島、国後島など北方領土が浮かんでいるが存在感は薄い、それも平和の塔展望室からみると北方領土の浮かぶ海が存在感をまして迫ってくる。納沙布岬灯台では灯台の一般公開を海の日と灯台記念日の年2回開催している。灯台内部の見学、灯台プラモデル及びパネル写真の展示、海上保安グッズの販売などがあります。入場料は無料。◇問い合わせ 根室海上保安部 TEL0153-24-3354