知里幸恵文学碑
叙事詩ユーカラを「アイヌ神謡集」として世に出した知里幸恵の文学碑で彫刻家の空充秋氏が製作。右側の碑の頭頂石には『銀のしずく 降る降る まわりに・金のしずく 降る降る』と「アイヌ神謡集」の一節が刻されている。知里幸恵(1903−1922)は登別に生まれ、母の姉金成マツの養女となり14年間を旭川にて過ごす。大正7年来旭の金田一京助を泊めた縁で自ら書き始めた「アイヌ神謡集」出版の話が進み、大正11年5月に上京。金田一家に寄寓しながら校正作業にあたるが、その年9月に夭折、19年と3ヶ月の生涯であった。「アイヌ神謡集」は翌年出版された。北門中学校には知里幸恵資料室があり一般公開されている。◇建立年:H2.6.8 ◇設置場所:北門中学校 ◇住所:旭川市錦町15丁目
- 2012.05.13 Sunday
- 旭川市の文学碑&歌碑他
- 15:52
- comments(0)
- trackbacks(0)
- by hiro