危険性が露呈した原発事故
最大震度M9.0という地震による津波としてはこの地域としては中程度とも思える。大津波がほぼ50年ごとに発生し、明治の三陸海岸では最大で50mの津波(公式には38m)が有ったと云う、また869年の三陸沖・貞観大地震は今回の巨大地震と大津波に匹敵する規模と言う。そこからは想定外と言う発言は御用学者の苦し紛れの弁明としか聞こえない。危惧するのは今回と同程度の津波で機能が麻痺してしまう原発は日本中に多分沢山あるだろう事。まして福島原発は津波に対する設計をしていなかった事が暴露され、過去にもデーター誤魔化した事のある東京電力は信用は出来ない。またIEAE・国際原子力機関が2年前に日本国内で設計された原発は、マグニチュード7を超える大地震に耐えられないと警告していたことも明るみに出たと云う。日本にある原発の耐震安全対策は、時代遅れと宣告されていたことになる。
- 2011.03.18 Friday
- 赤信号・日本
- 14:30
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- by hiro