北海道は道北と道東の観光スポットやアウトドア、渓流と滝を紹介

広尾・ラッコ岳の雷神

『古い地図にラッコ岳をオヌシャヌプリと書いたのがあるが、オヌシャヌプリ(そこに祭壇の有る山)は沢の入り口にある小さい山で、山にはいるときは必ずこの山に木幣をあげ挨拶して入らなければ生きたい所にはゆけない。ラッコ岳は昔からカムイシリ(神山)といって雷の出てくる山だ。昔は春秋二度弁財船が交易に来ていたが或る年の春にいくら待っても船が来ないので、老人達が集まって神に酒をあげて祈ったところ、途中で船が壊れて苦しんでいることがわかったが、一月ほどたって船の影が見えたので、小舟に車櫂を付けて漕いでいって見ると、帆柱も櫂もなくなって梶だけになって流されているので、それを助けてラッコベツの川上にあげて帆柱を直したが、あんまり船が大きくて出せないので、老人や婆達が刀や珠を下げて正装し、カムイシリの神に頼んだところ、朝から雨が降り出し雷が鳴って大水になり船を沖に出すことが出来た。カムイシリの神様は偉い神様だ。』広尾町・広尾又吉エカシ伝・更科源蔵・アイヌ伝説集より。
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