旧仁多志別駅逓所 通称・本願寺駅逓

沼田町の国道275号線沿いにあるで、明治27年(1894)に開設され、明治33年(1900)に官設の駅逓となり、大正5年に廃駅となっている。官設駅逓所は外観と間取りが類似するのが普通だが、仁多志別駅逓所は切妻屋根で、白漆喰塗りの真壁、竪繁格子、1階前面の蔀戸などがある「セガイ造り」という手法で建てられた歴史的建造物で、北海道内に現存する駅逓のうち旧態をとどめた数少ない遺構の一つであり昭和46年に道指定有形文化財に指定される。開設地は仁多志別ですが、本願寺農場用地に位置していたので一般には「本願寺駅逓」と呼ばれた。隣は北竜地区活性センターで駐車スペースも十分、見学は可能だが管理人は常駐してません。バス停は「本願寺前」。◇現住所:雨竜郡沼田町字北竜第1
- 2014.03.18 Tuesday
- 遺跡と史跡・文化財
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- by hiro